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2020.04.15

あの頃はみんな若かった

2回目が回ってきました。

おはようございますこんにちはこんばんはおやすみなさい。

営業部営業グループの杉山でございます。ご無沙汰しております。

・・・え? 覚えてない? じゃあ今回で覚えていってね!

 

世の中元気になれないムード真っただ中ですね。

今年が就活の本番という学生の皆様におかれましては、本当に大変なこととお察しいたします。

かくいう私も【リーマンショック】が直撃した時期に就活をしておりまして、苦労した記憶が頭の片隅に残っているような気がします。

とはいえ、そんな暗い話ばかりしても気が滅入るだけですので、ここはあえて明るい話題で憂鬱を吹き飛ばすとしましょう!

あ、ちなみに私は意地でも仕事の話はしません。

 

就活性の皆様は、おそらく多くの方が“学生時代に熱中したこと”を企業面接のときなどに話されると思います。

サークル活動とか、アルバイトとか、趣味とか、人によって様々だと思うのですが、かくいう私も学生時代に熱中したことがありました。

 

ずばり【演劇】です。

 

はい珍しいですね。よく言われます。

実際、面接のときに「大学では演劇をやっていました」って言うと、わりと食いつかれます。おススメです。

一口に演劇といっても、おそらく皆様が想像するよりもはるかにいろんなことがあって、そのほとんどが知られていないことでしょう。

今回はそんな演劇について簡単にご紹介したいと思います。

 

まず、演劇をやっていたと言うと、揃って「役者やってたの?」と聞かれるのですが、実際はそんな簡単な話ではありません。いえやってましたけど。

演劇にはざっと以下のようなことが必要になります。

 

・台本

・監督

・役者

・舞台

・小道具

・照明

・衣装

・音響

・渉外

・美術

・マネジメント

 

人数が潤沢ならいいのでしょうが、私の時代は常に人数不足でしたので、何かと何かを兼任しなければとても運営できませんでした。

なので、【役者】兼【舞台製作班】なんてザラにありました。です。何度授業を犠牲にしたことか・・・

 

次に、公演までの大まかな流れは以下のようになります。

 

①台本選定会議

②オーディション&部署分け

③監督からの要望を各部署に通達

④各部署で仮プランと予算を作成し、監督がそれをチェック

⑤監督指示のもとプランを修正し、本プランとスケジュールを作成

⑥仮予算会議

⑦作業&稽古

~ここがだいたい2週間続く~

⑧メイク通し(実際のメイク、衣装を着ての全通し稽古)

⑨上記を経ての細かな修正、練習

⑩本番の舞台設営

⑪場当たり(役者の出入りや立ち位置・照明・音響等のチェック)

⑫ゲネプロ(お客さまのいない本番)

⑬公演初日~千秋楽

⑭バラシ

⑮打ち上げ

⑯反省会

 

みたいな感じです。

どうしょうか。意外とガチンコでしょう?w

 

   (これは、私が作・演出した公演のチラシです。懐かしくて泣きそう)

 

上の流れでは書いていませんが、この間マネジメント担当は、役者の練習場所の確保や、学校への各種申請、予算管理、会計、などを行っています。

さて、勘のいい方ならもうお気づきかもしれませんが…

 

まるで【会社】なんですよこれ!!!(これが言いたかった)

 

大本となる台本(ガイドライン)があって、監督(社長)のもと指示が下って、各部署がプラン(企画)とスケジュールと予算を練る。

外部への申請とか、学内学外での宣伝(渉外)とか、チケットの販売とか、収支の計算とか、やっていることはほとんどいまと変わりません。

当時私は役者をやったり舞台装置作ったりもしていましたが、主に団員のマネジメントをしていました。

そしていま現在なにが役に立っているかと聞かれると、人前に立つ度胸とこのマネジメントの経験なんですよね。

 

いまはあまり実感できないかもしれませんが、学生時代にしか経験できないことはたくさんあります。

社会人になって丸10年経つ(先日表彰されましたありがとうございます)私から言えるとことは、とにかくいろんな経験をしたほうがいいよってことです。

人生何が役に立つかわかりませんからね。一芸に秀でるよりは、いろんな経験を積んでいたほうがいいと私は思います。(※個人の意見です)

ちなみに演劇おススメです。(2回目)

 

 

以上、現場からお届けしました。

また2ヶ月後にお会いしましょう!(その頃はマシな状況になっているはず・・・・)