ブログ
2021.02.25
久しぶりの更新になります、供給部保全グループ維持保安チームの古賀亮士です。
私の部署は、「ガス臭い」、「ガスが出ない」、「ガスメーターが点滅している」といった通報を受けて出動しています。
※ガスメーターには安全機能がついています。異常があると点滅等で知らせてくれます。
今回はガスメーターが点滅しているといいう通報を受けての出動を紹介します。
お客さま宅に到着し露出したガス管からはガスの反応はありませんでした。
ガスが埋まっている地面上を検知器で調査していると、反応がありました。
反応のあった付近を掘ってみると
ガス管が出てきました。ガス管が錆びないように樹脂で被覆されているため緑色になっています。
ガス管に土が付着していて調査や修理の邪魔になるので、できるだけ土をとってきれいにしていきます。
ガス管の接続部に検知器や発泡液を使って調査していきます。
※発泡液はガスが漏れていると泡がでて分かる液体です。
発泡液を接続部にかけてみると
ガス管の下で泡が膨らんでいるのが分かると思います。これがガス漏れの反応です。
淡々と説明していますが、なかなか見つからず苦労しました。
接続部がゆるんでいる可能性があるので、パイプレンチで締めていきます。
締めた後ガス漏れ検査を行い異常が解消されない場合は再度漏れ箇所を特定する必要があります。
今回はガス漏れが止まったので接続部に防食テープを巻きます。
最後に埋め戻して完了になります。
通報は何時連絡が来るか分からず、修理方法も困難になることもありますが、チーム全体で協力しながら取り組んでいます。
以上維持保安チームのガス漏えい出動についてお仕事紹介でした。