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2021.03.12
こんにちは、供給部保全グループ維持保安チームの中村です。
今回は維持保安チームの仕事の1つである他工事の立会で起こった珍しいケースを紹介したいと思います。
自分の所属しているチームの仕事内容は、何度かブログで紹介されているので知ってる方は多いと思いますが、上にも書いたように他工事の立会があります。
ついこの前も立会のため出動したのですが、今回の立会が電柱の建て替え工事に伴う掘削工事の立会でした。
普通とくに問題がなければ1時間以内に立会は終わるのため、「今回もすぐに終わるだろう」と思いながら現場に向かいました。しかし、いざ現場に着いて立会しているとガス管らしき菅が出てきました。
それがこれです
※赤線で分かりやすいようにしています
なんと電柱を建てようしている所の真ん中にガス管が入っていました。施工をされていた業者の方に「撤去できるか?」と聞かれて調べてみた所、このガス管は死んでいた(ガスが通っていない菅の事です)ため撤去する事にしたのですが、写真の上の方に曲線で描いているのがあるのがわかりますか?これ実は水取器と言ってガス菅の中に溜まった水を溜める物なんですけど、これも撤去して欲しいと言われたんです。
本音を言うと「建てる位置を少し横にずらしてよ」と思いましたが、ずらす事は難しいらしく撤去するしかなくなりました。
施工業者の方に手伝っていただきながら撤去しました。撤去したガス菅がこれです。
これ小さくて軽いように見えますが、小さいくせして結構重くて撤去するのに苦労しました。
結局1時間以内に終わるはずだった立会は気づけば5時間くらいかかってしまいました。
すぐ終わるだろうと思いながら、余裕ぶっこいて現場に行った罰ですかね(笑)
簡単そうに思える事も色んな事を想定しておく事が大事だなと思いました。
長くなってしまいましたが、今回のブログはこの辺で終わりたいと思います。