ブログ
2022.02.07
初めまして!
供給部保全グループ維持保安チームの古賀亮士です。
私の所属している部署は、「ガス臭い」、「ガスが出ない」、「ガスメーターが点滅している」といった
通報を受けて出動することが多く、その他の異常についても出動しています。
※ガスメーターには安全機能がついています。異常があると点滅等で知らせてくれます。
今回はガス栓が固くて回らないという通報を受けて出動し、ガス漏えいを見つけたケースを紹介します。
お客さま宅に到着し、ガス栓の修理を行い、正常に動作するように改善出来ました。
ガス栓修理にあたってガス漏えい検査を行いました。出動したら、必ずガス漏えい検査は行います。
今回、建物内のガス漏えいはありませんでしたが、屋外のガスが埋まっている地面上を検知器で確認していると一部ガスの反応がある箇所がありました。
反応のあった付近を掘ってみると
ガス管が出てきました。ガス管が錆びないように黒い防食テープが巻かれています。
ガス漏えいを調べるために防食テープをはがしていきます。
ガス管の接続部に検知器や発泡液を使って調査していきます。
※発泡液はガスが漏れていると泡がでて分かる液体です。
発泡液を接続部にかけてみると
ガス管の下で泡が膨らんでいるのが分かると思います。これがガス漏れの反応です。
接続部がゆるんでいる可能性があるので、パイプレンチで締めていきます。
ガス漏れがあった箇所は1カ所ですが、露出した接続部で締められるところはすべて締めます。
締めた後ガス漏えい検査を行い異常が解消されない場合は再度漏えい箇所を特定する必要があります。
今回はガス漏れが止まったので、防食テープをはがした部分に再度巻きます。
最後に掘った部分を埋めて完了になります。
お客さま宅に訪問した際は通報内容だけではなく別のガス漏えいや異常がないか、注意して作業しています。
お客さまに安全で安心にガスを使っていただけるよう日々、業務を行っています。
以上維持保安チームのお仕事紹介でした。