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2022.03.22
こんにちは、供給部保全グループ維持保安チームの古賀亮士です。
前回はガス漏えいの保安業務の紹介をしましたので、今回は維持業務にしようと思います。
維持業務とはガス工作物(ガスの圧力を調整する「整圧器」、道路の下に埋まっているガス管など)
が安全に使用できるよう維持管理を行うことです。
その中でも今年度私が担当した業務である架管点検について紹介します。
架管点検とは橋の下や付近にあるガス管に傷がついていないか、表面が錆びていないか、ガス漏れしていないかまた橋の状態に問題ないか確認する点検です。
ガス管を保護している錆止めの塗覆装が傷ついていたり、腐食を防止する防食テープがはがれていたりすると腐食が進みガス漏えいにつながりますので補修を行います。
大掛かりな補修の場合は専門の工事会社に依頼するのですが、軽度の場合はその場で補修を行います。
今年度の点検でも塗覆装に傷があったので防食テープを巻きました。
補修前
塗覆装に傷が入っており、ガス管は露出していませんが、傷が広がる前に防食テープを巻いてガス管を保護していきます。
補修後
防食テープを隙間なく巻き完了です。
維持業務はどちらかというと地道な作業になりますが、ガス管を正常に保つには定期的な点検が必要になります。ガス漏えいにつながる前に対処し
お客さまがガスを安全安心に使っていただけるよう心掛けています。
以上維持保安チームの維持業務、架管点検についてお仕事紹介でした。