【産休・育休について】
今回は、先日育児休業から復職した中村さんの産休・育休の経緯やその前後の心境などを通して、
久留米ガスでの産休・育休の実態をご紹介します。
営業部 開発グループ
総括チーム
中村 未樹
2014年4月に入社し、これまで営業部開発グループ総括チームにて、ショールーム業務、広報活動、営業事務など
様々な業務に従事してきました。
【引継ぎ準備のため、早めに報告】
入社7年目の2020年の秋、自分が妊娠していることが分かりました。
共働きで家計を支えていきたいと結婚直後から考えており、
会社の産休・育休の制度やサポート体制がある事を知っていたので、
“妊娠・出産を機に仕事を辞める”という選択肢を、当時の私はまったく考えていませんでした。
「上司やチームのメンバーにいつ報告したらいいんだろう」と、
そんなことばかり考えていました。
そして実際に妊娠について報告したのは、安定期に入る少し前です。
その際、色々な方に「おめでとう!」と言って頂き、改めて久留米ガスの人間関係の温かさを感じました。
久留米ガスでは私が初めての例ではなく、前に育児休業を取得し復職している先輩社員も複数名いるので、
色々な相談に乗ってもらったりと同じ境遇にいた方がいるという事がとても心の支えになりました。
【業務引継ぎ】
産前休暇は出産予定日の6週前から取得できるので、
ちょうどその時期から産休に入れるように事前に上司と打ち合わせを行い、
私の業務は、チームのメンバーや上司の方で分担して引き継ぐことになりました。
皆色々な業務を抱えている中、皆さんに協力して頂き大変ありがたかったです。
【休業中】
休暇に入った後の昨年5月下旬、無事に出産できました。
出産後はとにかく初めての育児に追われる日々で、毎日が「秒」で過ぎていきました。
一部記憶がないです…。
そして8月ごろから育児と併行し、復職に向け保育園入園申し込みの準備も行いました。
総務部の方にお願いして保育園入園申し込みに必要な書類を準備していただいたり、
育児休業給付金の申請書等を送付いただいたり等、様々な支援をして頂きました。
【復職への不安】
今年の2月中旬、ついに保育園から入園当選の連絡が!ホッと安心した半面、復職への不安もじわじわと顔を出し始めました。
「1年間でいろいろなことが変わっているだろうな。業務内容もどうなるか分からないな…。」
「浦島太郎どころか、原始人状態になるんじゃないかな…。」
「1年間、赤ちゃんとしかほぼ会話してない…。電話をとるどころか、大人とちゃんと会話できるかな?」
その他、漠然とした不安だらけでした。
【嬉しかった「おかえり」の言葉】
娘が生後10か月になった今年の4月中旬、無事に復職できました。
昨年の4月上旬から産休に入りましたので、ほぼ1年間の産休・育休をとりました。
復職初日はとにかく緊張していましたが、
たくさんの社員の方から「おかえり」と温かく迎え入れて頂き、すごく嬉しかったです。
復職後の配属は産前と同じ営業部開発グループ総括チームでした。
メンバーの編成で、業務内容は少し変わりましたが、
復職直後にチームミーティングで業務の説明があったので、大きく戸惑うことはなく、
休業中に思っていた不安も皆の温かい声援のおかげで払拭され、心機一転頑張ろうと思いました。
【保育園の洗礼(涙)】
現在は、久留米ガスの時短勤務制度を利用して通常勤務より1時間早く帰社する勤務形態をとらせて頂いています。
そして、現在進行形で保育園の洗礼を受けています。
保育園の洗礼とは、入園後、1年間は子供がひたすら様々な病気にかかり続ける…という恐怖現象です。
例にもれず、私の娘も洗礼を受けています。
娘の体調不良により、私も早退や当日急に休みをいただくことが、とても多いです。
こんな不安定な勤務になり、私の業務を他の方に任せる場合でも「早く行ってあげな!」と嫌な顔一つせず快く受け入れてくれる
チームのメンバーには感謝しかありません。
育児介護休業法が今年度改正されたニュースを見て
「男性も育児休暇が取得しやすくなるといいな」と期待してしまいます。
私自身、夫婦で協力しあわなければ、育児と仕事の両立はできないと復職して毎日実感しています。
既に久留米ガスでは男性の育児休暇については、規定の整備などしっかり対応済みですので、
これから男性の育児休暇の取得が増えていくことを期待しています。
また、「産休・育休」の取得し易い環境や制度のおかげで以前と変わらず同じ職場で働くことができた
のも、久留米ガスの魅力の一つだと思います。
先輩社員に相談に乗っていただいたり、休業中にチームのメンバーに業務分担して頂いたりと、
たくさんの人に支えて頂いたからこそ、安心して育児に専念できました。
今度は、私が育休を取得する人のサポートをしていきたいです。